外反母趾の女性が靴選びに気を付けること（スロート編）
- 橋 高
- 7月27日
- 読了時間: 2分
外反母趾の方へ。靴の“スロート”デザイン、見直してみませんか？
パンプスやフラットシューズを履いたとき、親指の付け根が「グリグリ」と痛む…。
そんな経験がある方は、外反母趾の可能性があり、靴選びの“ある部分”に注意が必要です。
そのカギとなるのが「スロート」と呼ばれる、靴の甲のカットライン。
実はこのデザインこそが、足の痛みや快適さを左右する重要なポイントなのです。
スロートとは？なぜ痛みにつながるのか
「スロート」とは、靴の甲の前方中央にある“えぐり”部分のこと。
英語で「のど（throat）」を意味し、特にパンプスなどに見られるデザイン部分です。
外反母趾の方は、親指の付け根「母趾球（ぼしきゅう）」が出っ張っており、
スロートが浅すぎるデザインの靴を履くと、この母趾球を圧迫してしまいます。
結果、歩くたびにスロート部分が母趾球に食い込んで「締めつけるような痛み」を感じやすくなるのです。
足にやさしいスロートデザインとは？
痛みを防ぎたい方には、次のようなスロートの靴がおすすめです：
緩やかなカーブ型：母趾球に当たりにくく、足当たりがソフト
Vライン型スロート：足指の動きを妨げず、指先の圧迫を軽減
このような設計は足なじみも良く、見た目の美しさを保ちながら快適に歩けます。
靴選びに“足への思いやり”を
外反母趾の痛みは、靴が原因のすべてではありません。
でも、靴の形状を見直すことで負担を軽減し、歩行のストレスを減らすことはできます。
「履きやすい」と「痛くない」は違います。
デザインだけでなく、“足に優しい構造かどうか”を、今一度確認してみましょう。
自分の足にフィットする一足が、きっと見つかります。
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